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2007年4月15日

 ■ 生物と環境の保全シラバス

<授業の概要>
 人間は地表の生物として自然に適応し、自然環境を利用しながら発展してきたが、そのバランスが変化し、生物多様性の消失は、地球温暖化と並び、重要な環境問題となっている。
 本講義では、自然環境と人との関わりを、生き物と人間社会の両面から幅広く捉える。また、実際に野外に出かけ、自然とふれあう体験を通して、生物の問題を現実の問題として認識を深める。

<達成目標>
1.自然環境問題を自分とかかわりのある問題として捉えることが出来る
2.自然環境問題について、自分なりの解決法や改善法を提案できる

<授業計画>
1.イントロダクション:講義目的、授業計画
2.生物の多様性:その意義と現状
3.生物が生きるための環境条件
4.生生物間相互作用と生物多様性
5.人間による生態系の利用と破壊
6.中間まとめ
7.フィールドワーク:見沼田圃
8.フィールドワーク:見沼田圃
9.生物多様性の保全と社会1
10.生物多様性の保全と社会2
11.ライフサイクル環境影響評価における生物多様性の考え方
12.リスク指標としての生物多様性
13.レポート発表会(講義とフィールドワークを通じて、生物多様性の保全の方法を考える)
14.レポート発表会(講義とフィールドワークを通じて、生物多様性の保全の方法を考える)
15.期末テスト

<評価方法と基準>
レポートとその発表(60%)、期末テスト(40%)を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

<履修前の準備>
 第7〜8回は野外調査(土曜日を予定)、第13〜14回はプレゼン(土曜日を予定)を実施します。野外調査・プレゼンへの参加は必須(不参加者は単位の認定を行わない)なので、参加が可能な者のみ履修しすること。なお、履修希望者が多数の場合は、履修制限を実施する。履修制限後の追加履修は認めない。


投稿者 kurishima : 2007年4月15日 00:00