ここのところ、本当に忙しい日々が続いている。
もともと妻にも日記ではなく、月記(げっき)だと言われるほど更新の遅いdiaryであるが、ここ最近はさらに更新が滞っている。
以下は、6月から7月にかけてのメモである。
そもそも6月が忙しかった理由はいくつかある。
1つ目。すでに1年以上かけている教科書の執筆である。後期の授業に間に合わせるべくここまでやってきたが、ついに10月出版は断念。で、年明け出版を目指して日程の再調整を行い、6月中旬までにすべての原稿を揃えることを目指した。現状は、原稿も集まり、コアメンバーによる編集作業を行っているところである。私の担当する第3部は、来週中に片をつけたいを考えている。
2つ目。毎月第2土曜日は、日本地理学会の編集委員会である。編集委員ってこんなにハードなのね。大いなるボランティアとはよく言ったものだ。基本、原稿が私の手元に到着するのは編集委員会のだいたい5日前。つまり、4日間で査読をし、編集委員会での報告書を作成し、投稿者へのお知らせや原稿への書き込みを作成しなければならない。抱えている論文が1つならばまだなんとか対応できるが、複数がいっぺんにやって来るともうお手上げ。それでも、審査を遅らせるわけにはいかないので、編集委員会の前々日はほぼ徹夜である。ちなみに、6月は日本地理学会以外にも2本の外部査読を行った。7月中にも1本、外部査読の依頼が来ている。
3つ目。5~7月は次に秋の学会のプロシーディングスの締切である。6月中旬には廃棄物学会、7月1日にはISWA2008のpaperの締切があった。廃棄物学会は順調にsubmitしたものの、ISWAは英語だけあって苦戦。さらに言えば、締切前1週間になっても執筆要綱と投稿要領が届かないという状態。もしかしたらspamフィルターにでも引っかかっているのかと何度か問い合わせたが、帰ってくるのは「まだ決まってないからそのうち送るね~。あなたの素晴らしい発表をとても楽しみにしています。」という返事ばかり。結局、一通り書き上げた後に院時代からの友人の太郎にチェックを依頼しつつ、執筆要綱・投稿要領の到着を待つ。結局、締切の7月1日までに届かず、7月7日にようやく届いた(苦笑)。ちなみに「締切は8月1日まで延びました」ってメールに書いてあったけれど、当たり前だっちゅうねん。
4つ目。7月20日までに1本、7月29日までに1本の依頼原稿を書かねばならない。20日までの原稿はとりあえず書き上げたが、掲載する写真があと1枚足りない。ちなみに29日までの原稿にはまだ手をつけていない。2年前の研究なので、もう一度計算確認しないといけないので、とりあえずは今週中に計算を終了させたい。
と、ここまでは愚痴にも近い仕事のメモ。
忙しかった6~7月だが、6月22日は忘れられない楽しい体験をした。
私の最も大好きな歌い手である、さだまさし氏の35周年記念コンサート(inさいたま市文化センター)である。
しかーも、席は前から2列目!! チケットはほぼ即日完売で、当日は満員。そんななかで2列目という奇跡的な席を取れたのは、電話予約を頑張ってくれた妻のおかげ。なぜ妻が電話予約をするはめになったかというと、チケット発売日の10時(発売開始時間)に私は日本地理学会春季大会で座長をやっていたのだ。いろいろ文句を言いながらも、席を取ってくれた妻に感謝。
で、感想だが、超豪華なバックメンバー9人!!という重厚な演奏、私の大好きな曲の数々(特に最後の方の「天然色の化石」「防人の詩」「修二会」「まほろば」・・・涙出るね)、そして忘れちゃいけないトーク、どれもが素晴らしい。しかも2列目なので、手を伸ばせば届きそう。マリンバの宅間さんの動きもよく見えたし。とても充実した3時間だった。ぜひ、また行きたい。
ちなみに「案山子」で不意に涙が出そうになったことは秘密である。
ということで、怒涛の6~7月中旬のメモは終了。
ではまた来月(笑)
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