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2007年8月27日

 ■ HP iPAQ rx5965 ソフトウェアメモ2+改造内閣

<HP iPAQ rx5965 ソフトウェアメモ>
・ESRI社製 ArcPad7

<安倍改造内閣>
マスコミでは、舛添要一氏が厚生労働大臣になったことが話題になっているが、私的には総務大臣に前岩手県知事の増田寛也氏が就任したことが今回の人事の肝のような気がする。
宮城県の浅野史郎前知事、三重県の北川正恭前知事などと並んで改革派知事として名を馳せたという経歴からいえば、地方分権化を進める総務大臣(まあ、総務省にはそれ以外にいくつも仕事はあるが)には適任であると考える。

しかし、私がこの人事を肝と考えるのは、彼が岩手県の知事であったということ。
岩手県といえば民主党党首、小沢一郎氏の地元である。もともと増田氏を知事候補として擁立し、当選させたのは小沢氏であった。しかし、彼は改革を進めるうえで、より強力なリーダーシップを発揮するために、県議会で自民党を与党に引き入れた。小沢氏はこれに対し、強い不快感を示し、これ以降、公衆の面前で2人は直接顔を合わせることがなかった。
彼は3期12年の間、岩手県知事の座にあったが、4選への不出馬を表明し、今年4月に任期満了をもってその座を辞した。これについても、小沢氏が「権力の座に、特定の者が16年以上も留まることは許されない」という最後通牒を突きつけたことが1つの理由ともされる。

つまり、今回のこの人事は、安倍総理大臣の小沢氏に対するあてつけでもある。
しかし、二階俊博自民党総務会長も含め、小沢氏を意識しすぎではないか??

増田氏にはそういった思惑を超えて、岩手県での実践のように地方分権をがんばって進めてもらいたい。

投稿者 kurishima : 2007年8月27日 22:15

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