以前、親しくしていただいている某国立大学の教授の方が、「Googleで自分の名前を検索し、ヒット数を見るのがひそかな楽しみ」と言っていた。
そこで、久しぶりに自分の名前をGoogleで検索してみた。
ヒット件数は242である。ちなみにその大学教授の方を検索すると 567であった。
さて、検索の結果であるが、このホームページと所属先webページ、共著者のホームページのほか、過去に発表した学会のプログラムなどがヒットした。
その中で珍しいものを発見。
韓国地理学会の論文に、私の論文(地理学評論など)が引用されていた。(私以外にも3人の日本人が引用されている。なぜか地域調査報告の論文が引用されている一方で、経済地理学年報の論文が引用されていないのは不思議であるが…)
http://kgeography.or.kr/publishing/journal/39/01/07.PDF
これまでも日本の雑誌には時折引用されてきたが、海外は多分はじめて。
ハングルなので何が書いてあるかは不明だが、英語のアブストを見たところ、どうも私の地理学評論と似たような分析をしているようだ。
と、図6と表6が目に入った。
もし私の地理学評論(75-2)に掲載された論文が手元にある方は、私の図5と表7を見てもらいたい。
場所は韓国で、字はハングルなのだが、図の網掛けといい、表の構成といい、ほとんど私の論文と同じだったのだ。
まあ、ほかの部分は読めないのでわからないが、けっこうびっくりした。
これは私のアプローチが海外でも十分通用することを意味しているのかな、とポジティブな解釈をする一方、でもここまで似せるのだったら抜刷でも送ってくれればうれしかったな、となんか複雑な気分。
まあ、少なくとも、韓国に行って同じ研究はしづらいな…(苦笑)
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