NHKの一連の不祥事を受けて設けられた第三者組織「NHK”約束”評価委員会」が、約束の1つである「受信料にふさわしい、豊かで良い番組を充実する」の項目について、視聴者5000人を対象として「NHKの放送事業にいくらまでなら支払っても良いか」というCVMのアンケートをするそうだ。評価は番組ごとではなく、チャンネルごとに価値を支払意思額で計算するとのこと。
うーん・・・受信料自体は、放送法で定められているから払っているわけで、番組内容に対して払ってるわけではないのだけれど。いつから約束にあるように受信料は番組の内容に対して支払うものになったのだろう?
しかし、CVMで評価する意味あるのかな? 視聴率という番組を評価する顕示選好データがあるのならば、そちらで評価するのが透明性が高いと思うけれど・・・。
そもそも、もしNHKが支払意思額で番組の良し悪しを判断するとすれば、たとえばニュースや教養・教育番組の支払意思額が安かったらどうするのだろう。視聴率で番組の良し悪しが決まる民放と同じになってしまう気がするのだけれど。
また、よくわからないのは、満足度などの数値化できない価値は視聴者へのアンケートなどからCVMとは別に分析するとのこと。満足度が支払意思額として反映されるわけだから、これって現状のCVMで支払意思額聞けばわかるじゃん。なんで別にやるのかな・・・。
現状の支払意思額が今の受信料よりも安かったらまずいからかな・・・?
まあ、どんな結果が出るのが楽しみです。結果は来年6月らしい。
どうせならば、僕に調査票送ってくれないかな?
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